ものづくりの化学工学
 書籍「ものづくりの化学工学 プロセス・イノベーションを目指して」が丸善出版より発刊されました(2015年1月31日)。本書は、材料の構造形成を体系化し、かつプロセスの構造形成の体系化、また、これらを横断的に繋ぐことによって、化学工学のプロセスを本質的に理解出来るよう、従来の教科書や専門書にはない試みに挑戦しています。
 著者の長年に亘る企業での経験をもとに、生産現場でぶつかる様々な困難に対処するための実践的戦略、つまり製造プロセスや現象を大胆かつシンプルな「化学工学モデル」により、定量的に解析し、活用する「ものづくり工学」的視点の術をまとめました。SNAPだけではない様々な解析の解説や、現在の課題にマッチした豊富な例題もあり、ものづくり日本の復活の鍵を握る書です。